カテゴリー別アーカイブ: 学習塾

『「数詞+助数詞」の謎 』 11月の開進学園だより

 数詞に助数詞が付くと、数詞も助数詞も読み方に変化が起きます。

 軒数の呼び方で、助数詞「軒」を、数詞「一」「二」「三」に付けます。
  一軒 いち・けん ⇨ いっ・けん
  二軒 に ・ けん
  三軒 さん・けん ⇨ さん・げん
 「一軒」の「一」は促音化し、「三軒」の「軒」は濁音化します。

 日数の呼び方で、助数詞「日」を、数詞「一」「二」「三」に付けます。
  一日 ひい・か ⇨ いち・にち
  二日 ふう・か ⇨ ふつ・か
  三日 みい・か ⇨ みっ・か
 「一日」の「一」のみが漢語系数詞の、「二日」「三日」の「二」「三」は和語系数詞の、読み方です。
 さらに、「三日」の「三」は、促音化します。
 「一日」の「日」のみが音読みの「にち」、「二日」「三日」の「日」は訓読みの「か」の、読み方です。

 人数の呼び方で、助数詞「人」を、数詞「一」「二」「三」に付けます。
  一人 いち・にん ⇨ ひと・り
  二人 に ・ にん ⇨ ふた・り
  三人 さん・にん
 「一人」の「一」と「二人」の「二」は、和語系数詞の読み方です。
 「三人」の「三」は、漢語系数詞の読み方です。
 「一人」と「二人」の「人」は、「人」の特別な読み方の「り」です。
 「三人」の「人」は、音読みの「にん」です。

 「数詞+助数詞」には、多くの謎が秘められています。 

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『 八郎潟の消失 』 10月の開進学園だより

『 平方根(非循環無限小数)の存在 』 9月の開進学園だより

『アフリカ大陸最南端 アガラス岬』 8月の開進学園だより

『「一丁の小銃」と「一名の兵士」』 7月の開進学園だより

『本州最北端 大間崎』  6月の開進学園だより

『週の始まり』      5月の開進学園だより

『関東大震災と千葉県』  4月の開進学園だより

『雨は空から宇宙から』 3月の開進学園だより

『一番低い山々』    2月の開進学園だより

 

 

      前回の問題 解答
 「山色空濛として雨も亦奇なり」は、漢詩『湖上に飲す』からの一行で、作者は蘇軾です。
 

      今日の問題  
 「一本」「二本」「三本」と、「一杯」「二杯」「三杯」の、読み方の変化の共通点は、何でしょう。
        

 
 
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暮れなずむ その三

 「1日」とは、地球が一回の自転にかかる時間です。
 その「1日」は、毎日同じでしょうか。

 地球は、毎日同じ時間をかけて自転してはいません。
 自転の時間は、日々違っています。

 9月17日ごろに、「23時間59分39秒」と、最も短くなります。
 12月22日ごろに、「24時間00分30秒」と、最も長くなります。
 両日の差は、51秒、約1分もあります。

 このような差が生じる理由は、二点あります。
 第一に、地球の赤道と黄道(地球から見て、太陽が通るように考えられる道)が、約23.4度傾いているからです。
 黄道上の太陽が赤道に接近する春分や秋分のころは、地球が一回の自転にかかる時間が短くなります。
 黄道上の太陽が赤道から遠ざかる夏至や冬至のころは、地球が一回の自転にかかる時間が長くなります。
   < つづく >

日の入り 富士山

  暮れなずむ その二

  暮れなずむ その一

  色なき風 その七

  色なき風 その六

  色なき風 その五

  色なき風 その四

  色なき風 その三

  色なき風 その二

  色なき風 その一

 

 

      前回の問題 解答
 「天気予報で雨が降った」とは、コップ内に1時間で1mm以上雨水が溜まることです。
 

      今日の問題  
 晩秋は、太陰太陽暦で何月に当たるでしょう。
        

 
 
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暮れなずむ その二

 日の入りが一番早いのは、今年の千葉の場合、12月2日から10日までです。
 9月や10月のころは、1日ごとに2分ぐらいずつ、日の入りが早くなりました。
 11月や12月のころは、1日ごとの変化が、1分を下回ります。

 秋の日の入りは、「釣瓶落とし」と形容されます。
 これは、日が早く暮れやすいという意味です。
 それに加えて、1日ごとに日の入りの時間がドンドン早まることも、表わしていそうです。

 日の出の時間は、12月上旬ごろ、1日に1分ぐらいずつ遅くなります。
 12月中旬ごろから1月中旬ごろは、1日ごとの変化が、1分を下回ります。
 日の出が一番遅いのは、今年の千葉の場合、12月31日から来年の1月15日までです。

 一番早い日の入りと、一番遅い日の出とで、1ヶ月もずれています。
 その理由は、1日1日が正確に24時間ずつ時を刻んでいないからです。 
   < つづく >

日の入り 富士山

  暮れなずむ その一

  色なき風 その七

  色なき風 その六

  色なき風 その五

  色なき風 その四

  色なき風 その三

  色なき風 その二

  色なき風 その一

 

 

      前回の問題 解答
 1959年に日本で初めて科学計算用の大型コンピューターを導入したのは、気象庁です。
 

      今日の問題  
 仲秋は、太陰太陽暦で何月に当たるでしょう。
       

 
 
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暮れなずむ その一

 晩夏から初秋にかけて、陽は6時過ぎに沈んでいました。
 5時前は陽射しがあり、登塾する塾生との挨拶は迷わず「こんにちは」でした。

 中秋から晩秋にさしかかり、陽射しは日増しに早じまいしていきます。
 そうなると、挨拶の言葉に窮していきます。

 まだ陽射しがあると捉えれば、「こんにちは」です。
 陽射しが弱くなっていることを重視すれば、「こんばんは」です。

 先週は「こんにちは」で問題なくても、今週は「こんばんは」にすべきか、迷ってしまいます。
 心の動揺により、「こんに・・・ばんは」というか細い声も聞えてきます。

 芸能界のように、午後でも、夕方でも、夜間でも、一日中「おはようございます」と挨拶用語が統一されていれば、悩まずに済むのでしょうが。 < つづく >
日の入り 富士山

  色なき風 その七

  色なき風 その六

  色なき風 その五

  色なき風 その四

  色なき風 その三

  色なき風 その二

  色なき風 その一
 

 

      前回の問題 解答
 太宰治は『津軽』の中で、龍飛崎を「本州の袋小路」と書き表しています。
 

      今日の問題  
 初秋は、太陰太陽暦で何月に当たるでしょう。
       

 
 
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色なき風 その七

 太陰太陽暦で九月・長月は、色取月とも呼ばれます。
 山頂から山里へ、北方から南方へ、木の葉を色づかせているのは、風の精でしょうか。

 十月・神無月に入ると、全国各地の神々が出雲へ参集すると、言われています。
 その際、神々が利用する乗り物は、風だそうです。

 「色なき風」とは、「吹いている様子がはっきりとはしないものの、確かに秋を感じさせる風」を言います。
 その「色なき風」を窓一杯に受けて、快調に学習が始まります。

 時間が経過し、陽が沈みだして空が赤みを帯びてくると、窓を開け放したままでは肌寒くなってきます。
 学びに燃える、秋の夜長の始まりです。
   秋風の窓ひとつづつしめゆけり 
    『月光抄』桂信子

      < 完 >

カーテン 風 

  色なき風 その六

  色なき風 その五

  色なき風 その四

  色なき風 その三

  色なき風 その二

  色なき風 その一

 

 

      前回の問題 解答
 伊勢神宮の式年遷宮は、およそ1300年間に渡って行われてきました。
 

      今日の問題  
 太陰太陽暦で十月・神無月に吹く、出雲へ出かける神々を送る風を、何と言うでしょう。
       

 
 
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〈 たらちね 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 たらちね 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

 八十坂をひたすらのぼるたらちねに 
  続かむものと子の願いつる 

 もの云わぬたらちねの目に今日も又 
  強く生きよと力おさるる 

 たらちねを永遠にたたえて偲びつつ
  過ぎしし日々の生命あかさん 

shikishi harimado (2)

 〈 乗り物 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 あはれ 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 友 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 心 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 山 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 眼 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 悲し 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 時 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 夢 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 

      前回の問題 解答
 能登地方で、「コケ」は「天然キノコ」、「コケ採り」は「キノコ採り」です。
 

      今日の問題  
 「垂乳根の(たらちねの)」は、古くは「母」に、平安時代からは「親」にもかかる、枕詞です。
 「乳の実の(ちちのみの)」は、何にかかる枕詞でしょう。
       

 
 
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色なき風 その六

 はるか昔の地球表面は、巌とも表現される、硬い岩盤で覆われていました。
 それが岩となり、何段階も経て砂になるまでの過程は、「風化」と呼ばれます。

 また、温室など無風に近い空間で植物を生育すると、生長が鈍くなる場合があります。
 「風」がまったく無いと、葉の表面に空気の膜ができて、二酸化炭素の吸収がしにくくなり、光合成が進まなくなります。

 こうして、大地の形状も、野山の草木も、「風」がつくり出したので、「風景」と言うようになったのかもしれません。 < つづく >
カーテン 風 

  色なき風 その五

  色なき風 その四

  色なき風 その三

  色なき風 その二

  色なき風 その一

 
 

      前回の問題 解答
 魚は、一般的には「◯◯匹」と数えます。
 トビウオは、特別に「◯◯羽」と数えます。
 

      今日の問題  
 カリ(雁)が渡る9月から10月にかけて吹く北風を、何と呼ぶでしょう。
       

 
 
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