カテゴリー別アーカイブ: 学習塾

〈 小数の歴史 〉分数の存在 その三

 分数の長い歴史に比べ、小数の歴史はずっと短くな
ります。

 小数を考え出したのは、ベルギーのシモン・ステヴ
ィンとされています。
 シモン・ステヴィンは、1585年に『小数について』
を著し、世界で初めて小数の意味や計算方法を明らか
にしました。
 ルネサンスから大航海時代へと、ヨーロッパが大き
く変わりつつある時期です。

 『小数について』は、中世ヨーロッパの伝統であっ
たラテン語ではなく、ベルギーの言語で書かれていま
す。
 一部の学者だけに通用するラテン語を使用せず、日
常生活で用いる言葉で本を著すことは、当時としては
画期的でした。

 多くの大衆に理解してもらえるように解説された小
数は、瞬く間に世間に知れ渡り、その後の科学と技術
の発展に大きく寄与します。 < つづく >

〈 はんぶんこ 〉     分数の存在 その二

〈 4000年以上も昔から 〉 分数の存在 その一

hondana hachiue
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
       前回の問題 解答
 「ピンポン」は、球技名ではなく、登録商標が付いた
商品名です。
  

 
        今日の問題 
 1585年、羽柴秀吉は何城を完成させたでしょう。
                

 
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〈 卓球 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 開進学園叢書・歌集『香る代に』
(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、
〈 卓球 〉に因んだ短歌を、紹介します。

  白き玉往かひしつつ君が眼の 
   若々しくも輝きにける 

  ピンポンの玉交ひ投げる楽しさに 
   君と過ごせし幸をし思はる 

  玉競うあそび楽しと二人して
   戯れし日を忘れ給ふな 

 〈 まこと 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 子を思ふ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 寒 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 乙女 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 秋 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 思ひ 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 命 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


shikishi harimado (2)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
       前回の問題 解答
 「インディアン強制移住法」が成立した1830年に独立
した国は、エクアドルとベネズエラとベルギーです。
  

 
        今日の問題 
 「ピンポン」について、正しいのはどちらでしょう。
   A 「ピンポン」は、球技名である。
   B 「ピンポン」は、球技名ではない。
               

 
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〈 アメリカ先住民の危機 〉世界を牛耳るウシ その14

 1830年に「インディアン強制移住法」が成立し、アメ
リカ先住民はミシシッピー川より東側には住めなくな
ります。
 ミシシッピー川と大西洋の間に広がる草原は、ヨー
ロッパ系の牧場主に占有されます。

 アメリカ先住民を強制的に追い出した後に出現した
牧場は、ニューヨークなどの大消費地から遠く離れて
います。
 育て上げた肉牛を牧場から大消費地まで送り出す仕
事が手に負えなくなった牧場主は、肉牛の移送をカウ
ボーイ達に請け負わせます。

 カウボーイ達が数十頭から百頭をはるかに超える肉
牛を引き連れた道中で、様々な事件が起こります。
 それらのエピソードを基にして、西部劇が創り出さ
れます。

 カウボーイ達が肉牛を西部から東部へ送り出すのと
は正反対に、ヨーロッパ系の農民達が西部の開拓を目
指して、テントなどの家財を幌馬車に積んで東部から
西部へと進んで行きます。

 西部開拓とは、アメリカ先住民が長らく暮らしてき
た土地を、ヨーロッパ系の農民達が奪取することに他
なりません。
 ヨーロッパ系の農民達が開設した牧場が西へ西へと
広がるにつれて、アメリカ先住民はさらに西方のロッ
キー山脈方面へ追い立てられます。 < つづく >
 

 〈 バイソンの危機 〉
    世界を牛耳るウシ その13


 〈 大西洋を渡るウシ 〉
    世界を牛耳るウシ その12


 〈 コロンブスが船に積み込んだのは〉
    世界を牛耳るウシ その11


 〈 香辛料 〉
    世界を牛耳るウシ その10


 〈 連作と輪作 〉    
    世界を牛耳るウシ その9


 〈 肥料源 〉
    世界を牛耳るウシ その8

 〈 動力源 〉
    世界を牛耳るウシ その7

 〈 すき焼き 〉
    世界を牛耳るウシ その6


 〈 牛の力 〉
    世界を牛耳るウシ その5


 〈 赤ベコ 〉
    世界を牛耳るウシ その4

 〈 月への捧げ物 〉
    世界を牛耳るウシ その3


 〈 神様の乗り物 〉
    世界を牛耳るウシ その2


 〈 丑の年の、丑の日の、丑の刻の生まれ 〉
    世界を牛耳るウシ その1


牛 一頭
 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

       前回の問題 解答
 国土地理院の調査によれば、2011年3月11日に発生
した東北地方太平洋沖巨大地震によって、日本列島は
東方へ65,2cmほど移動したそうです。
  

 
        今日の問題 
 「インディアン強制移住法」が成立した1830年に独立
した国は、どこでしょう。
   A エクアドル
   B ベネズエラ
   C ベルギー
               

 
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〈 日本列島のひっこし 〉 表現学習の作品から

 現時点の日本列島は、太平洋の北西端で、ユーラシ
ア大陸東部の沖合にあります。
 その日本列島は、ユーラシア大陸東端から分離して
誕生した後、太平洋の中央部へ向かって少しづつ東へ
東へと進んできました。

 このまま東進していけば日本海溝へずり落ちるかも
しれないという想定を基にして、小説『日本沈没』が
創作されました。
 もし沈没せずに日本海溝の上を泳ぎ渡れたならば、
日本列島は、中部太平洋へ、さらには東部太平洋へ進
出し、その後は南アメリカ大陸へ上陸するかもしれま
せん。

 現実にはありえませんが、世界地図を眺めている
と、途方もない妄想が、次から次へ湧き出てきます。
 世界地図から、日本列島を切り抜きましょう。
 切り抜いた日本列島を、世界各地に置いてみましょ
う。
 
 今回の表現学習のテーマは、「日本列島のひっこし」
です。

 〈 科学月刊誌『ニュートン』を資料として 〉
               表現学習の作品から


 〈 こんな賞があったら 〉  表現学習の作品から

 〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

hyougengakusyuu 2021 04 nihon retou
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       前回の問題 解答
 「話○○」や「始め○○」の○○に当たる語句は、「半
分」です。
  

 
        今日の問題 
 国土地理院の調査によれば、2011年3月11日に発生
した東北地方太平洋沖巨大地震によって、日本列島は
東方へどれほど移動したでしょう。
   A 25,2cm
   B 45,2cm
   C 65,2cm
   D 85,2cm
            

 
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〈 はんぶんこ 〉分数の存在 その二

 幼い子どもに年齢を尋ねると、「ふたちゅ」や「みっ
ちゅ」と返事したり、「二本指」や「三本指」で返事する
こともあります。
 言葉をあまり話せないうちから、数の概念を理解し
ているのでしょうか。

 幼い子どもが、「1」「2」「3」という数とともに、
「半分」という概念も理解できているのではと思われる
時があります。
 「おかち、はんぶんこ」などと言う場合です。
 もちろん「1/2」とは言っていませんが、「はんぶ
ん」は1/2のことであると、理解しているのかもし
れません。

 ということは、人類史に置き換えると、自然数を発
明してからさほど時が経ていない段階で、分数を使い
出したと、考えられないでしょうか。
                 <つづく>

〈 4000年以上も昔から 〉 分数の存在 その一

hondana hachiue
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
       前回の問題 解答
 地域住民の足として建設され、欄干が無いなど増水
時に流出されないように考えられた橋を、沈下橋と呼
びます。
  

 
        今日の問題 
 「話○○」や「始め○○」の、○○に当たる語句は何で
しょう。
         

 
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『四万十の流れ』 4月の開進学園だより

 四国山地の一角にあるかわうそ自然公園に併設され
た宿で、一泊しました。
 1979年、特別天然記念物に指定されていたニホンカ
ワウソが、生きた姿で最後に発見された地点です。

 翌朝、不入山(いらずやま)を登り、四万十川の源流
点に達します。
 岩も木々も苔むして緑色一色に包まれる中、源流と
される数筋の細い滝は、白く透き通っていました。

 源流点では清流だった四万十の流れが、装いを激変
させます。
 家地川ダム(佐賀取水堰)で取水された四万十の流れ
が、分水嶺の地下を突き抜ける導水管を通って、別水
系へ流されます。
 その結果、家地川ダムより下流の四万十川では、川
が「陸地化」「砂漠化」しているのです。
 地元自治体の議会決議を尊重して、家地川ダムを早
期に撤去してほしいものです。

 水量豊かに透き通る流れとなった四万十川で、「清
流の象徴」と言われるニホンカワウソの、一刻も早い
再来が待たれます。

『三日狐狼狸と19世紀』   3月の開進学園だより

『太陽:地球=11:327272』 2月の開進学園だより

『正月一日と1月1日』     1月の開進学園だより

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       前回の問題 解答
 マオリ語で「タカポ」の「ポ」は、「夜」の意味です。
  

 
        今日の問題 
 地域住民の足として建設され、欄干が無いなど増水
時に流出されないように考えられた橋を、何と呼ぶで
しょう。
         

 
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〈 バイソンの危機 〉世界を牛耳るウシ その13

  スペインとポルトガルは、南アメリカ大陸を植民地
化します。
 その動きに対してイギリスは、北アメリカ大陸を植
民地化します。

 産業革命を経て工業化の波に乗るイギリスは、国内
でウシを飼うための牧場が減少する一方、牛肉を求め
る労働者人口の激増に直面します。
 そこでイギリスは、北アメリカ大陸でウシの放牧地
を拡大しようと躍起になります。

 イギリスから独立したアメリカも、イギリス以上に
放牧地の急拡大を目指します。
 1803年には、ミシシッピー川より西方に位置するプ
レーリーやグレートプレーンと呼ばれる大草原(日本の
面積の二倍以上)を、フランスから買収します。

 豊かな草原で育まれていたバイソン(バッファロー)
は、ヨーロッパで育種された肉用ウシと置き換えるた
め、次々と撃ち殺されていきます。
 約5000万頭もいたのが、瞬く間にわずかな数へ激減
します。
 バイソン(バッファロー)は、絶滅の危機に瀕します。

 それは同時に、バイソン(バッファロー)を長年に渡
って生きる糧としてきたアメリカ先住民(「インディア
ン」)の危機でもありました。    < つづく >

 〈 大西洋を渡るウシ 〉
    世界を牛耳るウシ その12


 〈 コロンブスが船に積み込んだのは〉
    世界を牛耳るウシ その11


 〈 香辛料 〉
    世界を牛耳るウシ その10


 〈 連作と輪作 〉    
    世界を牛耳るウシ その9


 〈 肥料源 〉
    世界を牛耳るウシ その8

 〈 動力源 〉
    世界を牛耳るウシ その7

 〈 すき焼き 〉
    世界を牛耳るウシ その6


 〈 牛の力 〉
    世界を牛耳るウシ その5


 〈 赤ベコ 〉
    世界を牛耳るウシ その4

 〈 月への捧げ物 〉
    世界を牛耳るウシ その3


 〈 神様の乗り物 〉
    世界を牛耳るウシ その2


 〈 丑の年の、丑の日の、丑の刻の生まれ 〉
    世界を牛耳るウシ その1


牛 一頭
 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

       前回の問題 解答
 「 1/24 + 1/58 + 1/174 + 1/232 」の答えは、パピルス
に「 2/29 」と書き残されています。
  

 
        今日の問題 
 ミシシッピー川からロッキー山脈に至る約214万㎢
の土地を、アメリカがフランスから1500万ドルで買収
したということは、1㎢当たり100円したでしょうか、
しなかったでしょうか。
         

 
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