月別アーカイブ: 2025年7月

〈 基本的人権と天皇・皇族 / 武器のない世界 〉7月のわくわく学習会

 6月のわくわく学習会のテーマは、「武器のない世界」でした。

 日本政府発表の『一般会計歳出概算所管別内訳』で、2024年度と2025年度の伸び率を比較します。
  第一位 皇室費 12.1%増
  第二位 防衛省  9.5%増

 日本政府発表の『一般会計歳出概算主要経費別内訳』で、2024年度と2025年度の伸び率を比較します。
  第一位 防衛関係費 9.5%増
  第二位 地方交付税交付金等 7.3%増

 日本政府発表の『防衛関係予算の推移』で、2018年度から2025年度にかけての伸び率を比較します。
  2019年度 前年度比 1.3%増
  2020年度 前年度比 1.1%増
  2021年度 前年度比 0.5%増
  2022年度 前年度比 1.1%増
  2023年度 前年度比26.3%増
  2024年度 前年度比16.5%増
  2025年度 前年度比 9.4%増

 このまま加速度的に軍事費(防衛費)が増大すれば、実戦で試したい、戦争を拡大させたい・・・という欲望を引き起こしかねません。
    
 7月のわくわく学習会は、「基本的人権と天皇・皇族」がテーマです。

   < 7月のわくわく学習会 >
と き 7月19日(土) 
    14時00分~15時00分 
ところ 開進学園 
テーマ 基本的人権と天皇・皇族
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613(16時から)
メール wakuwaku@kaishin.jp.net

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 < わくわく学習会 最近のテーマ >
六月  武器のない世界   
五月  糖化と水分摂取   
四月  豆料理の効能   
三月  ストレスとの向き合い方  
二月  為替の仕組み   
一月  睡眠と夢   

十二月 神道と仏教
十一月 古墳と埴輪
十月  ミツバチとハチミツ
九月  有機フッ素化合物(ピーファス・PFAS)
七月  世界の鉄道事情    
六月  オリエント急行    
五月  シベリア鉄道     
四月  鉄道の旅ー日本ー     
三月  こどもと遊び     
二月  隠れキリシタン    
一月  変わる人格 変わらない人格   

十二月 様々な依存症  
十一月 天気予報の仕組み その2  
十月  天気予報の仕組み その1  
九月  天気図の見方  
七月  三角比と日常生活  
六月  平方根と日常生活  
五月  アジアの香辛料  
四月  タイと王政  
三月  サウジアラビアと王政  
二月  スカンディナヴィア半島とヨーロッパ 
一月  バルカン半島とヨーロッパ   

十二月 イタリア半島とヨーロッパ   
十一月 イベリア半島とヨーロッパ   
十月  グレートブリテン島とヨーロッパ  
九月  ロシアの建国 
七月  ロシア帝国 
六月  森の中での自給自足 
五月 『共同幻想論』と国家の探究  第四回 
四月 『共同幻想論』と国家の探究  第三回 
三月 『共同幻想論』と国家の探究  第二回 
二月 『共同幻想論』と国家の探究  第一回 
一月 『資本論』と現代社会 第四回 

 
 

     前回の問題 解答
  千利休の辞世の最後・「天に抛」は、「てんになげうつ」です。
           

 
 
     今日の問題  
 日本政府発表の『一般会計歳出概算主要経費別内訳』で、2025年度の防衛関係費は、前年度に比べて何億円増加しているでしょう。
             

  

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千利休と豊臣秀吉 その11

 1591年の二月二十八日(太陽暦では4月21日)、京都の街は、雨脚が強く、2cmもの大粒の雹も降り、雷も鳴り響く、異様な天気に覆われていました。
 これから起こる悲劇の序曲が、大音響とともに奏でられ出したかのように。

 千利休が控える屋敷は、3000名もの兵士によって、守り固められています。
 武将達のいずれかが、師と仰ぐ利休を助け出すために、進撃してくると思われたからです。

 天空や屋敷外の喧噪を余所に、屋敷の中は静まり返っています。
 利休は、最期の一服を飲み干すと、白装束に着替え、腹を切ります。
 白装束をほとばしる鮮血で染め上げながら、傍らにこの辞世を残して。

  人生七十 力囲希咄 吾這宝剣 祖仏共殺
  提る 我得具足の 一太刀 今此の時ぞ 天に抛
 
 秀吉が利休へなぜ切腹を命じたかは、500年を過ぎても、諸説が錯綜しています。
           < つづく >

茶室 松花堂

 千利休と豊臣秀吉 その10

 千利休と豊臣秀吉 その9

 千利休と豊臣秀吉 その8

 千利休と豊臣秀吉 その7

 千利休と豊臣秀吉 その6

 千利休と豊臣秀吉 その5

 千利休と豊臣秀吉 その4

 千利休と豊臣秀吉 その3

 千利休と豊臣秀吉 その2

 千利休と豊臣秀吉 その1

 皐月の歴史・水無月の歴史 その七

 いつから「日本」に その八

 
 

     前回の問題 解答
 トリでありながらトリでない漢字は、「烏」です。
           

 
 
     今日の問題  
 千利休の辞世の最後・「天に抛」は、何と読むのでしょう。
             

  

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カラスの鉄骨ハンガー巣

 足利市内の渡良瀬川に架かる中橋は、嵩上げされた周辺の堤防より低くなったため、既存の橋は移築して歩行者用に、自動車用には別個に新設される予定です。

 歩行者用となった中橋は、幅が広く、ゆったりと渡ることができます。
 上部の構造を見上げながら歩いても、安全です。

 曲線になっているのは、アーチリブです。
 両側のアーチリブを繋いでいるのは、橋門構です。
 橋門構は、六本で一点の接合部に交わっています。

 それらの接合部のうち一カ所が、他とは異なっています。
 緑色の鉄骨とは対照的に、白色のハンガーが入り組んでいます。
 奥でジッと構えているのは、カラスです。
 カラスの鉄骨ハンガー巣です。

 最近各地で、ハンガーを素材としたカラスの巣が話題になっています。
 木の枝の間にハンガーが入り組んでいれば、目立ちます。

 それらに引き換え、中橋にある「カラスの鉄骨ハンガー巣」は、色は対照的ですが、構造物の鉄骨も、巣の材料としての針金ハンガーも、鉄製素材としては似通っています。
 木などの自然由来の材料と金属材料の融合という段階から、一歩進んできたのでしょうか。

カラス ハンガー巣 橋脚

カラス ハンガー巣 拡大

  周辺堤防より低い橋・中橋

 
 

     前回の問題 解答
 アマガエルによる降雨予報は、「雨鳴」と呼ばれています。
           

 
 
     今日の問題  
 漢字の問題です。
 トリでありながらトリでないのは、何でしょう。
             

  

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晴天下の雨蛙

 二週間ぶりの家庭菜園は、朝飯前から大忙しです。

 ジャガイモの収穫が終われば、続いて隣の草茫々に手を付けなければならないからです。
 本来はサトイモとサツマイモの畑のはずなのですが、生い茂る草々に埋没しています。

 朝とは言え、陽射しは強く、小刻みに休憩しなければ、体がもちません。
 木陰で何回目かの休憩している時、葉の上で佇んでいる雨蛙と、視線が合いました。
 
 雨蛙は、鳴きもしませんし、動きもしません。
 ただただジーと、見つめています。
 おそらく、晴天下で汗ビッショリになりながら悪戦苦闘している人間を、「信じられない」と、思っているのでしょう。

 雨蛙は、気圧や湿度の変化に敏感で、降雨を予測できると思われています。
 鳴かない雨蛙の晴天予報を可とすべきか、鳴く雨蛙の雨天予報を期待すべきか、悩ましいところです。

アマガエル 正面

 竹筒の中のアマガエル

 
 

     前回の問題 解答
 「愛のトンネル」が開通した1928年に締結されたパリ条約は、「不戦条約」とも「戦争放棄に関する条約」とも呼ばれています。
          

 
 
     今日の問題  
 アマガエルによる降雨予報は、何と呼ばれているでしょう。
             

  

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〈 愛のトンネル 〉築紫紀行その10

 太宰府天満宮本殿の北側に、梅園があります。
 その梅園を囲むようにして、茶屋や茶店が建ち並んでいます。
 それらの中でもっとも奥まった北寄りに建っているのが、「お石茶屋」です。

 「お石茶屋」よりさらに北方には、宝満宮とも呼ばれる竈門(かまど)神社が、鎮座しています。
 太宰府天満宮本殿から、「お石茶屋」の前を通って、竈門神社へ至るためには、遮るように宝満山が聳えています。

 宝満山にトンネルを掘れば、太宰府天満宮と竈門神社との行き来は便利になるはずです。
 そこで手を挙げたのが、「筑豊の炭鉱王」でした。
 30mほどのレンガ造りトンネルを造り、寄進したのです。

 当時の「お石茶屋」には、筑前三美人の一人という、評判の看板娘が働いていました。
 「お石さん」と呼ばれていました。
 「お石さん」の住宅は竈門神社の近くにあり、毎日の往復には難儀していました。

 「筑豊の炭鉱王」が寄進した宝満山トンネルは、竈門神社への参拝用を名目にしながら、実質的には「お石さん」の通勤のためではないかとの、憶測が飛び交います。
 「竈満宮参拝隧道」という正式名称より、「お石トンネル」とも、「愛のトンネル」とも、囁かれています。

 なお、「筑豊の炭鉱王」とは、名前は麻生太吉、麻生太郎・元総理大臣の曾祖父に当たります。
太宰府天満宮 愛のトンネル

〈 菅原道真のウメ伝説とウシ伝説 〉築紫紀行その9

〈 柳川 水辺の道 〉築紫紀行その8

〈 柳川城址と藩主別邸 〉築紫紀行その7

〈 柳川・北原白秋生家 〉築紫紀行その6

〈 柳川・堀割巡り(川下り) 〉築紫紀行その5

〈 元祖・大牟田ラーメン 〉築紫紀行その4

〈 三池カルタ歴史資料館 〉築紫紀行その3

〈 西鉄大牟田駅 〉築紫紀行その2

〈 柳川さげもん 〉築紫紀行その1

〈 秩父そば 〉秩父紀行その八

〈 神戸中華街・南京町 〉西摂津紀行その8

 
 

     前回の問題 解答
 「核拡散防止条約」によって、核兵器の保有が認められているのは、アメリカ・イギリス・中国・フランス・ロシアです。
         

 
 
     今日の問題  
 「愛のトンネル」が開通した1928年に締結されたパリ条約は、何条約と呼ばれているでしょう。
             

  

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〈 基本的人権と天皇・皇族 / 武器のない世界 〉7月のわくわく学習会

 6月のわくわく学習会のテーマは、「武器のない世界」でした。

 6月25日のNATO首脳会議における記者会見で、アメリカのトランプ大統領は、次のような発言をしました。
 「広島や長崎をみれば、あれが戦争を終わらせたことが分かる。これは、違う形で戦争を終わらせたのだ」

 トランプ大統領は、何十万にものぼる核爆弾による死傷者も、数十年に及ぶ原爆症による苦しみも、被爆二世や被爆三世・・・の終わることの無い原爆症も、脳裏をかすめることはないでしょう。
 持てる兵器を用いていかに戦勝へ導くかの、一点ばかりです。
 歩調を共にする国々の核兵器は許容しても、歩調を異にする国々の核兵器は断じて許しません。
 それゆえ、イランの核施設爆撃は、決行されました。

 このような蛮行を繰り返させないために、アメリカが保有する核兵器を全廃させなければなりません。
 アメリカ以外の国々が保有する核兵器も、全廃させなければなりません。

 核戦争を起こさせない唯一の方法は、全世界から核兵器を一掃させることです。
 核兵器のない世界を実現させることです。
    
 7月のわくわく学習会は、「基本的人権と天皇・皇族」がテーマです。

   < 7月のわくわく学習会 >
と き 7月19日(土) 
    14時00分~15時00分 
ところ 開進学園 
テーマ 基本的人権と天皇・皇族
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613(16時から)
メール wakuwaku@kaishin.jp.net

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 〈 武器のない世界 〉6月のわくわく学習会

 〈 糖化と水分摂取能 〉5月のわくわく学習会

 〈 豆料理の効能 〉4月のわくわく学習会

 〈 ストレスとの向き合い方 〉3月のわくわく学習会

 〈 為替の仕組み 〉2月のわくわく学習会

 〈 睡眠と夢 〉1月のわくわく学習会

 〈 神道と仏教 〉12月のわくわく学習会

 
 

     前回の問題 解答
 利休は、京都へ戻った秀吉との仲を取り戻せませんでした。
         

 
 
     今日の問題  
 「核拡散防止条約」によって、核兵器の保有が認められているのは、どこの国でしょう。
            

  

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千利休と豊臣秀吉 その10

 京都から関東地方の小田原まで豊臣秀吉に随行してきた千利休は、東北地方の会津へは向かわず、京都へ戻ってしまいます。

 秀吉が奥羽仕置に精を出している最中であるにも関わらず、利休は、京都へ帰着するやいなや、茶会を繰り返します。
 さらに、『利休百会記』に記された茶会を精力的に催し続けます。

 利休が会津まで随行せずに京都へ戻ったのは、小田原の陣中における出来事が関係しているかもしれません。

 利休は、陣中で竹製の花入れを作り、秀吉へ差し出しました。
 すると秀吉は、差し出された花入れを地面へ投げつけたそうです。

 何故にそのような挙動を取ったのか、利休にとってはすごくショックだったでしょう。
 手製の花入れを無下にされたことに止まらず、茶の湯に関わる品々を身近な素材に替えようした矢先であれば尚更のこと。    < つづく >

茶室 松花堂

 千利休と豊臣秀吉 その9

 千利休と豊臣秀吉 その8

 千利休と豊臣秀吉 その7

 千利休と豊臣秀吉 その6

 千利休と豊臣秀吉 その5

 千利休と豊臣秀吉 その4

 千利休と豊臣秀吉 その3

 千利休と豊臣秀吉 その2

 千利休と豊臣秀吉 その1

 皐月の歴史・水無月の歴史 その七

 いつから「日本」に その八

 
 

     前回の問題 解答
 「三連アーチ橋・中橋」は、完成してから89年経過しています。  
         

 
 
     今日の問題  
 利休は、京都へ戻った秀吉との仲を取り戻せたでしょうか。
            

  

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