カテゴリー別アーカイブ: 学習塾

龍の折り紙

 辰年に因んだ、龍の折り紙を寄贈して頂きました。
 親龍が、子龍を優しく見守っています。

 想像上の龍には、様々な特性があります。
 そのうち、火を吐く姿と大地を創る姿の基になったのは、出雲(島根県)の三瓶山かもしれません。

 三瓶山(佐比売山・さひめやま)は、縄文時代の後期に、山体が崩壊するほどの大噴火を起こしました。
 三瓶山の麓にある小豆原には、樹齢600年を越す巨木が多数埋没しています。
 三瓶山から流れ下る真っ赤な溶岩流は、龍を連想させたのでしょう。

 三瓶山の大噴火により、古島根島(現・島根半島)は本州と地続きになり、出雲平野が形成されました。
 大量の岩や土砂を押し出して海を埋めて大地に変える外的営力も、龍を連想させたのでしょう。

 龍の大いなる力が、人々に多いなる幸をもたらしてくれますように。
折り紙 龍

 

 

 
      前回の問題 解答
 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響を受けた山々の中で最も低い日和山(宮城県)の、麓から山頂までの階段は6段です。
  
 

      今日の問題  
 臥せている龍や鳳の雛のように、力を秘めた存在を表わす四字熟語は何でしょう。
       

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〈 言葉 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 言葉 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

 淋しさを消すがごとくに友どちの 
  ぬくもりあふるる言葉に酔いぬ 

 幾山河越へ来し友の言の葉に 
  ただ涙あり吾が事のごと 

 わが心さびしき時に支えなる
  ニイチェの言葉今日もしのびぬ 

shikishi harimado (2)

 〈 笑う 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 たらちね 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 乗り物 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 あはれ 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 友 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 心 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 山 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 眼 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 悲し 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 

 

 
      前回の問題 解答
 『遙かなるクリスマス』は、イラク戦争への想いを歌っています。
  
 

      今日の問題  
 「事実というものは、存在しない。存在するのは、解釈だけである。」との言葉を残しているのは、だれでしょう。
       

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暮れなずむ その八

 冬至の日にカボチャを食べる習慣も、あります。
 真夏の陽光を浴びて生育したカボチャを食べれば、体内に陽光を採り入れられると、思ったのかもしれません。
 保存が効くとは言え、寒さに弱いカボチャ(南瓜)を、本格的な冬が到来する前に食べ切った方がよいとする考えも、関係しているでしょう。

 アマテラスオオミカミが天の岩戸を開け、陽光が再び天地を照らし出した神話は、冬至の現象が基になっているとも考えられます。

 冬至を前にして、日の入り時刻は日々遅くなっています。
 天文学上で、冬は冬至から春分までを指します。
 冬来たりなば、暮れなずむ春遠からじです。< 完 >

日の入り 富士山

  暮れなずむ その七

  暮れなずむ その六

  暮れなずむ その五

  暮れなずむ その四

  暮れなずむ その三

  暮れなずむ その二

  暮れなずむ その一

  色なき風 その七
 

 

 
      前回の問題 解答
 両総用水が潤している水田約14000haは、千葉県全水田面積の約20%に当たります。
 
 

      今日の問題  
 仲春は、太陰太陽暦で何月に当たるでしょう。
       

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〈 ロボットとの暮らし 〉表現学習の作品から

 11月から12月にかけて、国際ロボット展が開催されました。
 会場では、自律型ロボットや複数で連携する協働型ロボットが、話題となりました。
 また、田植えロボットや草刈りロボットなど、農業分野へのロボット進出も、注目を集めたそうです。
 そこで今回の表現学習は、進化が著しいロボットと私達の暮らしとの繋がりを、考えてもらいました。

 Aさんは、ロボット中心の社会を危惧しています。
 ロボットに任せっきりになったら、生き甲斐がなくなりかねないからです。

 Bさんは、26種もの役割をロボットに託しています。
 それらすべてを叶えてくれる夢のロボットは、いつごろ実現するでしょうか。

hyougengakusyuu 2023 12 robotto

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 動物たちの起源物語 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 競争社会・学歴社会 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 食品ロスについて考える 〉表現学習の作品から

〈 気になるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 家庭での会話 〉表現学習の作品から

 

 
      前回の問題 解答
 全国湖沼汚染度順位で、八郎潟残存湖は、2006年にワースト第3位でした。
 
 

      今日の問題  
 ロボットアニメの祖とされる『鉄腕アトム』がテレビに登場したのは、何年前でしょう。
       

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『地中海東岸地方 アラブ・ユダヤの垣根を越えて 』 12月の開進学園だより

 地中海東岸一帯の中で、シリア・レバノン・ヨルダン・エジプトが、次々と独立を果たしました。
 それら四ヶ国に挟まれた地方だけは、独立から取り残されました。
 元来「パレスチナ」と呼ばれていたその地方へユダヤの人々が続々と移民してくるに及んで、事態が変わっていきます。

 国連は決議181号で、「アラブ国家・ユダヤ国家・エルサレム」という「二国家・一特別市による分割」を採択します。
 この決議を受けて、ユダヤの人々は「イスラエル」を建国します。
 追われたアラブの人々は、「イスラエル」に対抗して、「パレスチナ」を建国しようとします。

 こうして対立が激しくなるばかりである以上、この地方を「パレスチナ」と呼べば、アラブの人々の側に立つと捉えられるでしょう。
 この地方を「イスラエル」と呼べば、ユダヤの人々の側に立つと捉えられるでしょう。
 「二国家・一特別市による分割」が両陣営の対立を激化させているのであれば、「パレスチナ」でもなく「イスラエル」でもない、別の呼称が求められます。
 地勢的には、「地中海東岸地方」がふさわしいでしょう。

 アラブの人々とユダヤの人々が、互いへの憎しみを抑え手を携えれば、共存共栄の「地中海東岸地方」を築きあげられるはずです。

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『「数詞+助数詞」の謎 』 11月の開進学園だより

『 八郎潟の消失 』 10月の開進学園だより

『 平方根(非循環無限小数)の存在 』 9月の開進学園だより

『アフリカ大陸最南端 アガラス岬』 8月の開進学園だより

『「一丁の小銃」と「一名の兵士」』 7月の開進学園だより

『本州最北端 大間崎』  6月の開進学園だより

『週の始まり』      5月の開進学園だより

『関東大震災と千葉県』  4月の開進学園だより

『雨は空から宇宙から』 3月の開進学園だより

 

 
      前回の問題 解答
 現存する天守十二城のうち、五重六階の天守閣としては、松本城が最古です。
 
 

      今日の問題  
 アフリカ大陸以外では最古と思われる現生人類の骨は、どこで発見されたでしょう。
       

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暮れなずむ その七

 日本には、冬至の日に柚子湯へ入る風習があります。

 この日まで消さずに守り続けてきた火種に替えて、新しく焚きつけた火で沸かしたお風呂に入れば、身も心も清められます。
 湯船から立ち込める柚子の香りが、甦る太陽光と合わせて、身体を包んでくれます。

 「桃栗三年、柿八年、柚子は九年でなりさがる」と、伝承されてきました。
 幾年もの風雪に耐えた後に実を付ける柚子にあやかろうという意味も、込められています。

 柚子湯は、衰える一方だった陽射しを増加に転じ、ますます厳しくなる寒さに耐える力をもたらしてくれます。       < つづく >
日の入り 富士山

  暮れなずむ その六

  暮れなずむ その五

  暮れなずむ その四

  暮れなずむ その三

  暮れなずむ その二

  暮れなずむ その一

  色なき風 その七
 

 
      前回の問題 解答
  昆虫の日本三大生息地は、箕面山(大阪府)・貴船山(京都府)・高尾山(東京都)です。
 
 

      今日の問題  
 初春は、太陰太陽暦で何月に当たるでしょう。
       

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暮れなずむ その六

 日光の復活に合わせて、炉の火を替える風習が、世界各地に残っています。
 火を起こす作業が大変だった昔、囲炉裏などの火は、毎日絶やしませんでした。
 一年の間保ち続けてきた大事な火を、冬至の日には一旦消し、新たな火を起こしました。

 サンタクロースは、煙突を通って家々に入って来ると、言い伝えられています。
 この話は、暖炉の火を消して煙突を掃除した後、新しい火が灯されることに、基づいています。
 また、サンタクロースが着ている真っ赤な服は、新たに灯された火そのものを、象徴しています。
    < つづく >

日の入り 富士山

  暮れなずむ その五

  暮れなずむ その四

  暮れなずむ その三

  暮れなずむ その二

  暮れなずむ その一

  色なき風 その七

  色なき風 その六

 

 

      前回の問題 解答
 脱皮を四回経た幼虫は、五齢です。
 
 

      今日の問題  
 晩冬は、太陰太陽暦で何月に当たるでしょう。
      

 
 
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